カニの食あたりの原因・症状・予防・治療法
旬のカニはとても美味しですよね。茹でたりお刺身にしたりと、料理も色々なものが楽しめます。
ですが、気を付けなければいけないのは食あたりや食中毒です。
そこで今回は、カニの食あたりの原因、症状、予防、治療法などについて、ご紹介させていただきます。
カニの食あたりの原因、症状
カニの食あたりの原因としてまず考えられるのは、腸炎ビブリオ菌による食中毒です。
腸炎ビブリオになると、激しい腹痛や下痢の症状が出ます。他にも、嘔吐や発熱といった症状も出る場合もあります。
小腸に感染するため、中には血便が出る人もいます。
腹部の上あたりがいたくなったら要注意です。
潜伏期間は6~12時間とされ、通常は2~3日で症状は回復します。
カニの食あたりの予防
温度が高くなると菌が繁殖しやすくなるため、カニを買った後はすぐに帰って冷蔵庫に入れましょう。
持ち歩く時間が長いときは、お店で氷をもらうなど、鮮度を保つ工夫をすると良いでしょう。
調理をする際は、カニを触った場合は良く手を洗い、菌を拡散させないようにしましょう。
カニの食あたりの対処法
症状がひどくなければ、自宅で安静にしていれば3日程度で治ります。
ただし、体力の弱っているときや、子供やお年寄りは、病院に行った方が良いでしょう。
また、療養しているときは、下痢止めなどを飲むと菌を体外に排出するのを妨げるため、飲まないようにしましょう。
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