妊娠中でもふぐ刺しを食べても大丈夫?
妊娠中は胎児への影響が大きいので、食べるものについては少々デリケートに考える必要があります。例えば妊娠中は水銀を多く含むマグロやカジキ、イルカ、クジラ、といった魚介の食べ物はNGとされています。
フグの水銀量は問題ない
ただフグのような白身魚は基本的に水銀量が少なく、あまり気にせず食べられる魚の一つです。淡泊で低脂質なので母胎の健康にも良いのではないでしょうか。
高価な食材ですから、日常的に食べるということは難しいかもしれませんが、自分へのご褒美として食べる分には問題ないでしょう。
養殖ものは警戒が必要か
フグは養殖ものも多く出回っていますが、養殖のフグは発育を促すために抗生物質が使われている場合があります。この抗生物質がの影響が赤ちゃんに響く可能性がないとは言い切れません。
天然のふぐには、抗生物質が使われていませんので、食べるのなら養殖より天然を選ぶことをおすすめします。
ふぐ毒のリスクを考える
また当然ながらフグ毒は赤ちゃんだけでなく、お母さんの命にも関わるほど危険なものです。素人が中途半端な知識でさばいた結果、毒にあたってしまうケースは毎年数十件と報告されています。
言うまでもないと思いますが、自分でさばいたり、素人の他人がさばいたものを食べることは絶対にしないようにしてください。
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