フグでアレルギー症状を起こすか
魚アレルギーならば、魚を食べた場合、じんましん、赤ら顔、目の充血、まぶたが腫れる、咳や喘息などの症状が確認される場合が多いです。ただ魚のアレルギーはマグロ、イワシやサバなどの赤身魚で発症することが多いですが、フグのような白身魚で発症することはあまりありません。
魚アレルギーの原因として多いヒスチジンは、白身魚にはあまり含まれていないので、赤身魚ほどアレルギー発症リスクは高くないのです。フグの中毒患者のことはしょっちゅうニュースにもなりますが、アレルギーを起こしたという話はあまり聞きませんよね。
フグ毒の中毒を疑う
もしもフグを食べて具合が悪くなったというのであれば、アレルギーよりもフグ毒による中毒を疑った方がいいでしょう。フグ毒の症状としては以下のような例が挙げられます。
フグ中毒の症状
- 軽度…唇や舌、指先などの知覚障害。
- 中度…四肢の麻痺、全身の運動障害や発声障害。
- 重度…呼吸停止や意識障害、心停止など。
フグを食べて上記のような症状が出た場合には、すみやかに医療機関に行き処置をしてもらうようにしてください。
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