皮に毒があるフグの種類は?
フグの卵巣や肝臓に毒があるというのは有名だと思います。でも皮は大丈夫なの?と心配される声も耳にしますね。フグを触る、あるいは「皮刺し」として食べる場合、皮に毒があるとマズいことになりますからね。実際のところ皮には毒はないのでしょうか。
皮に毒のあるフグもいる
結論からいえばフグの種類によって、皮に毒があるフグと無いフグとで分かれます。食用フグの代表的存在であるトラフグについては、皮に毒はなく、「皮刺し」としてむしろ美味しく食べられる部位です。
一方でマフグやクサフグは皮にも毒があり食べることができません。皮に毒があるフグ、無毒なフグを以下にまとめましたので、参考にしてもらえれば幸いです。
皮に毒があるフグ
- アカメフグ
- クサフグ
- コモンフグ
- ゴマフグ
- サンサイフグ
- ショウサイフグ
- マフグ
- メフグ
- ナシフグ
- ハコフグ
- ヒガンフグ
皮が無毒なフグ
- イシガキフグ
- カラス
- カナフグ
- クロサバフグ
- シマフグ
- シロサバフグ
- トラフグ
- ネズミフグ
- ハリセンボン
- ヨリトフグ
皮に毒がある理由
皮に毒があるのは、外敵から身を守るためといわれています。テトロドトキシンは人間だけでなく、多くの海の生物にとっても猛毒で、体表から分泌される毒が、敵避けとして機能しています。
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