シラスに混入?フグの稚魚にも毒はあるのか

シラスに混入?フグの稚魚にも毒はあるのか

フグの稚魚がシラスに混入しているものが見つかったとして、自主回収をする販売業者が相次ぐというニュースが出たことがありました。フグの稚魚にも毒があるのでしょうか?

 

 

稚魚もフグ条例の対象

毒フグは、身欠きをしてからでなければ販売できません。これは食品衛生法の下にある「フグ条例」という条例で定められています。

 

例え小さなフグの稚魚でも例外ではなく、シラスなどの他の魚の稚魚と混ざったまま、店頭に並べて売ることは条例違反となってしまいます。

 

フグの稚魚に毒性はほぼない

フグ毒の専門家からすれば、フグの稚魚は毒性がほとんどなく、健康への影響がでることはないとしていますが、法律を無視するわけにもいかないようです。フグの稚魚の存在は、シラスを扱う業者の悩みの種となっています。

 

回収されなかった中にも、希にフグの稚魚が混入しているケースもあるようですが、前述のように健康への影響はほぼ皆無とのことなので、消費者としてはあまり深刻に考えることもなさそうです。

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