エビの殻は食べるべき?栄養はあるの?
日本では、子供から大人まで大人気の食材であるエビ。
フライにしたり、生でお刺身で食べたりと色々な方法で食べられています。
そんな人気のエビですが、エビを食べるときは殆どが殻は食べないのではないでしょうか。
今回はエビの殻の栄養についてご紹介します。
エビの殻の栄養素
エビの殻にはカルシウムやビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれています。
その中でも、エビの殻に特に豊富に含まれている栄養素が、キチンやキトサンといった、キチン質です。
キチン質は、体内の免疫力を高めくれるため、人間の自然治癒力を強化する働きがあります。
その結果、血圧を下げたり、血中コレステロールを下げる作用があると言われています。
さらに、がんやアレルギー疾患、糖尿病、白内障や神経痛にまで効果があると考えられています。
アスタキサンチンの効果
エビの殻に含まれる成分で、アスタキサンチンという物質があります。
アスタキサンチンはエビなどに含まれる赤い色素の事で、カロテノイドの一種です。
アスタキサンチンには体内の活性酸素を除去する抗酸化作用があり、動脈硬化や老化の予防、疲労回復、さらに、アンチエイジングの効果も期待できます。
抗酸化物質として有名なコエンザイムQ10の1000倍の抗酸化作用があると言われています。
アスタキサンチンもキチン質も殻や尻尾に多く含まれています。そのため、エビのしっぽは残さずに食べると良いでしょう。
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