ドジョウの踊り食いの危険性:顎口虫の恐怖
踊り食いとは、魚介類を生きたまま食べることを言います。躍り食いの例として多いのは、イカタコエビシラウオなどが多いですが、ドジョウはうろこも気にならず、細長く小型なので、躍り食いをしやすいタイプです。
躍り食いは危険
実際ドジョウを躍り食いする動画というのがネットにいくつかUPされています。それをみて躍り食いに興味を持つ人もいるかもしれませんが…基本的にやめておいたほうがいいです。
寄生虫感染のリスクがあるためです。寄生虫は普通酢や塩などで味付けした程度では死にません。寄生虫がいるドジョウを躍り食いしたら、寄生虫をダイレクトに体内に取り込むことになってしまいます。
ドジョウの躍り食いで顎口虫症に
そして特にドジョウの躍り食いについては、顎口虫(がっこうちゅう)症を罹患する危険があると言われています。これは顎口虫という寄生虫が、胃壁や腸壁を破り体内に移行し、様々な身体異常を引き起こす疾病です。
症状としては皮膚に寄生虫の這い回ったような痕跡が出ることが特徴的です。
一生ものの障害を引き起こす可能性
幼虫が長期間にわたり生存し続け、血管や脳、眼球に侵入することもあります。眼球に達して場合失明、脳に達して重篤な脳機能障害、血管に入り込み心筋梗塞など、
場合によっては一生引きずりかねない障害を引き起こす非常に恐い寄生虫です。なので加熱調理をしていないドジョウをそのまま踊り食いすることはすすめることはできません。
|
|