ドジョウの越冬方法
野生のドジョウの寿命は3年~5年と言われていますから、その間に何度か冬を越すことになります。ドジョウは厳しい冬をどのように越しているのでしょうか。
泥の中で寒さを防ぐ!
ドジョウは基本的に寒さに強い生き物であり、例え水面が凍るほどの温度であっても、泥の中に身を潜めて寒さをしのぎ越冬することができます。
冬になると水位が低下するので、逃げ遅れた個体などは、泥のかなり深い所まで潜っていきます。寒さが理由で弱って死ぬということはあまりないのです。
飼育下における越冬
冬になり水温が低くなると活動は低下します。冬の間も活発なドジョウを観察したいのなら、ヒーターや室温の調整で水槽の温度を一定に保つようにしましょう。
屋外の水槽で飼育する場合は必ず、寒さをしのげるよう潜りやすい砂利(泥)を入れるようにしてください。
もちろん、個体差がありますし、寿命が近いドジョウなら冬期に死ぬ可能性は十分ありますが、環境がしっかりしていれば過度に心配することはないでしょう。
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