ドジョウの生態的特徴まとめ:食性/習性/生息地など
日本で知らない人はいないほど馴染み深い淡水魚ドジョウ。
フナや金魚などペットとして飼育している魚と共生させている人も多いのではないでしょうか。
でもあくまで掃除係の為だけに買うなど、あまりドジョウそのものを飼育しようと考える人はいなさそうです。
でもドジョウはかなりユニークな生態的特徴をたくさん持っており、買ってみると色々な発見があって面白いかもしれませんよ。
ドジョウの食性
ドジョウは雑食で、主にユスリカの幼虫などを食べて暮らしています。
ドジョウといえばあの口ひげを思い出される方も少なくないと思いますが、このヒゲには、人の舌にも備わっている味覚を感じ取る「味蕾(みらい)」が備わっています。
このヒゲは水中で餌を探索するのに役立っているのです、
ドジョウの習性
ドジョウは通常の魚と同じようにエラで呼吸します。
しかし水中に酸素が少なくなってくると水面まで上がって口を出し、「腸呼吸」をすることで知られています。
時折、水面に顔をのぞかせているドジョウを見かけたら腸呼吸している最中かもしれません。
ドジョウの生息地
主なドジョウの生息地は水田や湿地帯になります。ドジョウにとっての餌となるユスリカやイトミミズなどが豊富にいる場所です。
水深の浅い場所を好んで生活圏にしており、水温や酸素濃度の変化にも適応しやすい環境を好みます。
またどじょうの名前が「泥の中にいる魚」からドロツヲ→ドヂョウとなったとされているとおり、泥のある場所を好みます。
これは身の危険を感じたら、泥の中に身を隠すことができるというメリットもあるのです。
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