タコの足先・吸盤は雑菌だらけってほんと?
コリコリした独特の食感が楽しめるタコの足ですがあの足先や吸盤には雑菌がたくさん潜んでいるのをご存知ですか?今回はそんな衝撃のタコの足についてご説明いたします。
タコの足先には毒があるって本当!?
タコの足先は食べてはいけない、などと言われたことはありませんか?タコ料理のレシピにもタコの足先は切って捨てるように書かれていることが多いですよね。
そのためタコの足には毒があるなどと言われることもあるようですが毒はありませんので安心してください。
しかしタコの足についている吸盤にはその構造上汚れがたまりやすく、非常に雑菌が多いのです。
タコの足の上の方についている大きい吸盤は雑菌を洗い流しやすいのですが足先の細かい吸盤は汚れや雑菌を取り除くことが難しいので調理の際は切って捨ててしまうことが多いのです。
簡単下処理で雑菌対策
雑菌だらけと知ると食べても大丈夫なのか不安になってしまうと思います。
しかし調理の前に簡単な下処理をすることで雑菌を取り除くことが出来るので安全に食べられますよ。
さて、下処理の方法ですがまずタコにたっぷりと塩を揉みこみます。こうすることでタコのぬめりや臭みがとれます。
ぬめりを取ってから水洗いすることで吸盤の雑菌をしっかりと取り除くことが出来るのです。
また吸盤には稀にですが、一時期世間を騒がせた食中毒の原因「アニサキス」がいる場合がありますのでその点にも気を付けてください。
塩揉みをしてタコの足を一本一本念入りに洗ったら雑菌対策は完了です。
雑菌だらけのタコの足もきちんと下処理をすれば何の問題もありません。皆さんもタコを調理する際はしっかりと下処理をしてから食べてくださいね。
|
|