キクラゲはクラゲじゃないの?
中華料理によく利用される食材であるクラゲ。
料理も様々で、色々なものがありますが、その中でも独特の食感で人気の、キクラゲがあります。
クラゲという名前がついていますが、これの正体をご存知でしょうか。
そこで今回は、キクラゲについてご紹介いたします。
キクラゲとは
中華クラゲにキクラゲ、中華料理ではどちらも定番の食材ですが、実はキクラゲはクラゲではありません。
前菜などで出てくるクラゲは、海に浮かんでいるあのクラゲですが、キクラゲは、「木耳」という字をしており、キノコの仲間です。
キクラゲは、春から秋にかけて、広葉樹のニワトコやケヤキなどの倒木や枯枝に発生するキノコです。
主に中国、日本、韓国などの東アジアで食用とされており、ヨーロッパではあまり食べられていません。
食用に用いられるのは、乾燥してあるもので、使うときは水につけて戻してから使います。
生の状態では、普通のキノコに近い食感ですが、乾燥してから水で戻すと、クラゲのような食感になることから、キクラゲと呼ばれるています。
クラゲは白色からやや、黄色がかった色をしていますが、キクラゲは黒い色をしています。
料理の使われ方についても、クラゲはゴマ油などと和えて前菜として提供されることが多いですが、キクラゲは炒め物に使われることが多いです。
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