「カツオのたたき」の起源/名前の由来
日本人には馴染み深い食材であるカツオ。
かつお節にしてダシをとったり、そのままお刺身で食べたりと様々な活用方法がありますが、中でもカツオのたたきは定番だと思います。
ここではカツオのたたきの起源や名前の由来について解説します。
鰹のたたきの起源1
カツオのたたきの期限には諸説ありますが、一説に漁師のまかない料理から発達したという説があります。
漁師は新鮮なカツオが簡単に手に入るため、いつも刺身で食べていました。ですが、さすがに毎日同じ食べ方では飽きてしまいます。
そこで、表面に塩を振ってあぶって食べたところ、とても美味しかったそうです。それが徐々に広がったという説ですね。
名前の由来
「たたきと」いう名前は、塩を叩いてなじませる事に由来すると言われています。
鰹のたたきの起源2
カツオは、日本人には大変身近な魚であり、昔からよく食べられていました。
ところが江戸時代に、カツオに潜む寄生虫が原因で、食中毒の被害が続出したことで、生のカツオを食べることが禁止にされてしまったのです。
そこでどうしてもカツオを生で食べたい人たちが、表面を軽くあぶることによって、焼き魚に偽装したそうです。
これが現在のかつおのたたきの元になったという説ですね。
名前の由来
カツオを隠すために薬味を沢山乗せ、その後に、味を染み込ませるために、上からたたいたことが「たたき」という名前の由来となっているといわれています。
鰹のたたきの起源3
明治維新により、日本に訪れる西洋人もだんだんと多くなってきました。
ですが、西洋人は魚を生では食べないため、どうやって料理して出そうかと試行錯誤したところ、
ステーキのように表面を焼いて出すことを思いついたという説もあります。
このようにカツオのたたきの起源や名前の由来には諸説あるため、どれが正しいかは今のところはっきりとは分かっていません。皆さんなりに、納得できる説を
信じてもらって大丈夫です笑
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