カツオのタタキが安い理由
カツオのタタキは、他のお刺身などに比べて随分と安く手に入ると思いませんか?
実はカツオのタタキが安いのには理由があります。
カツオは今のところマグロなどと違い漁獲規制も緩く、比較的近海で大量に獲れます。
そして獲れる時期に大漁に獲ったものを常に冷凍保存しており、一年中流通させることができるため、安価に提供できるのです。
自動化が進んでいる
カツオのたたきは、表面が炙られているので、一見手間がかかっているように見えますが
冷凍されたカツオを工場のベルトコンベアに乗せて、焼き機に通して自動的に次々と出来上がるので、加工のための人件費がほとんどかかりません。
高価な機械などない地方でも、大量のカツオのサクを並べて火炎放射器のようなもので一気に炙ります。
いずれにせよ低コストで大量生産が可能なため、カツオのタタキは安く提供されるのです。
日持ちする
通常生ものであるお刺身は、殆ど日持ちしないので、売れ残りの廃棄コストも考えて値段を高めに設定しています。
しかし表面を炙ってあるカツオのタタキは、通常の刺身に比べて日持ちし、廃棄率も低いので、安めの値段設定にできるのです。
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