カツオとマグロの栄養価の違い

カツオとマグロの栄養価の違い

カツオとマグロはどちらも海産の赤身魚で、寿司や刺身の1位2位を争う定番ですが、栄養価に着目したときに優劣の差はあるのでしょうか。

 

 

カツオとマグロの主な栄養素の比較

文部科学省が公表している『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』の日本食品標準成分表(魚介類)でカツオとマグロ(ともに可食部100g)に含まれる主な栄養素が確認できます。

 

脂質について

まず、いわゆる「三大栄養素」について見てみると、カツオはマグロに比べ、とり過ぎると肥満になりやすくなるとされる脂質が少な目なようです。

 

いわゆる「戻りガツオ」として知られ、丸々と太って脂ののった秋獲り生カツオでも、クロマグロの脂身「トロ」と比べれば、脂質は1/4以下で、さらにカロリーも半分以下です。

 

ビタミン/ミネラルについて

たんぱく質、脂質、炭水化物と並び、いわゆる「五大栄養素」を構成するビタミンやミネラルのうちの幾つかを見てみると、

 

ビタミンAはクロマグロの方に多く含まれるものの、ミネラルについてはカツオの方に豊富に含まれていました。

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