なぜ?イワシが群れをなす理由
イワシは大きな集団で群れを作って行動します。イワシに限らず群れをなす習性の生き物は多くいますが、生物が群れを作るのは、生存確率を高めるためです。
生存確率が高まる理由
群れを作ると生存率が高まる理由としては、様々な説がありますが、主な説として
- 餌が捕まえやすくなる
- 他生物から捕食されにくくなる
という二つの説がありますね。イワシの場合は後者が理由と考えられています。
群れていると敵に見つかりやすいというデメリットがあるものの、その分いざ狙われた時に逃げやすく、結果的に生存確率が高まるのです。
イワシは群れで泳いでもぶつからない理由
イワシは大きな群れの中で集団で泳いでいますが、イワシ同士でぶつかることなく、まるで群れが一つの意思を持つかのごとく統制的に動いていますよね。
この統制がとれた動きができるのは、イワシの胴体部の側面についている側線器官によって水流や水圧を感じ取ることができる為です。
わずかな水流・水圧の変化でも感知し、他の魚の動きに同調して、一斉に方向転換することができます。
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