アナゴの種類:美味しいのはどれ?
世界中に生息しているアナゴ。その種類の数は数種類だけではありませんが、今回は特に美味しいアナゴの種類を紹介したいと思います。
マアナゴ
日本中で食されているアナゴの大半はマアナゴで、アナゴの中で最も美味しいとされています。天ぷらや寿司ネタとして人気の種です。
マアナゴは成長すると1mほどにまで大きくなります。メスが1m程に対してオスが少し小ぶりで40cmほどになります。
ダイナンアナゴ
非常に大きい種で、マアナゴの60倍ほどの大きさになることもあります。イギリスで6.5mにもなる巨大ダイナンアナゴが漁獲され話題になりました。
しかし身は大きくて食べ応えはあるものの、骨が多いことが難点。さらにマアナゴとは似ても似つかない味なので、普段食べ慣れているアナゴの味を期待して食べるとがっかりするでしょう。
クロアナゴとの違い
ダイナンアナゴはクロアナゴと似通った特徴を持っているため、混同されることが多いです。判別には胸びれ軟条(なんじょう)数が助けになります。
軟条というのは数魚のひれにある軟らかいすじのことですが、この数が15個前後であればクロアナゴ、20個前後あるならダイナンアナゴである場合が多いです。
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