うなぎに豊富な栄養成分「ビタミンA」の効果とは
うなぎはそもそも栄養価の高い食材として有名ですが、中でも特に注目したいのが『ビタミンA』です。
うなぎに特に多く含まれているビタミンAには、鼻・喉・消化器官などの粘膜を維持し、免疫力を高める効果があります。
ウイルスや細菌の侵入を防ぎ、風邪予防に理想的な食材なのです。
ビタミンaは目にも良い
ビタミンAは目の健康を維持する効果もあるとされ、視力回復や眼精疲労の緩和に効果が期待できます。
逆にビタミンAが欠乏してしまうと、視力の悪化したり、暗いところで目が見えなくなるとり目という症状が出ることもあります。
栄養状態が良くない発展途上国の子供が、ビタミンAの欠乏により失明することも珍しくないそうです。
うなぎに含まれるビタミンA含有量
うなぎの身には1500μgRAE/100g、うなぎの肝には4400μgRAE/100gものビタミンAが含まれています。
これはうなぎ1切れで、成人が1日に必要なビタミンA推奨量が余裕でまかなえるレベルです。
ビタミンAの過剰摂取に注意
ただビタミンAの過剰摂取は脱毛や肝臓障害のリスクを高めるといわれています。
また妊娠中のビタミンA過剰摂取は、胎児に奇形を起こす可能性を高めるとも言われているので、摂り過ぎにならないよう注意してください。
妊娠中のビタミンA摂取量の上限目安
◆18〜29歳の場合
- 妊娠初期~中期:650μgRE
- 妊娠後期:730μgRE
◆30〜49歳の場合
- 妊娠初期~中期:700μgRE
- 妊娠後期:780μgRE
|
|