トビウオが「アゴ」と呼ばれる由来とは?
「飛ぶ魚」から語源が来ている「トビウオ」という呼び名はかなり浸透していますよね。魚に詳しくなくてもこの名を知らない人はほぼいないと思います。
しかし私たちが「トビウオ」と呼んでいる魚は、山陰地方や九州、関西地方では「アゴ」と呼ばれています。
「アゴダシ」という名を聞いたことくらいはあるかもしれません。
これはトビウオ(アゴ)で取った出汁のことを指し、うどん/雑煮/吸い物/おでん等の出汁として近年広く浸透しています。
なぜトビウオの事を「アゴ」と呼ぶ?
「アゴ」と呼ばれるようになった理由は諸説あり、はっきりとは分かっていません。ネットで調べてみたところ、伝わっている説としては、
- トビウオは、顎(あご)が落ちるほど美味しいから
- 食べる時、硬いので顎を使うから
- トビウオは前から見ると、アゴが出ている形に見えることから
- フランシスコ・ザビエルの時代、平戸に多くの宣教師が訪れていて、その中の宣教師が海上を飛ぶトビウオを見て「・・・agoo!」んだことから
などなど様々あるようです。最後はちょっとネタ感がありますが(笑)
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