カレイと食中毒：下痢・吐き気・腹痛等の症状が起きたら

カレイを食べて、下痢・吐き気・腹痛などの症状が起きたら、食中毒を疑ったほうがいいでしょう。一般的にヒスタミンを大量に含んでいる魚を食べるとこの食中毒になります。

 

カレイでもヒスタミン中毒になるの？

ヒスタミンは赤身魚に多く、白身魚にはあまり含まれていないので、カレイでヒスタミン中毒になる可能性は高くないと思います。

 

しかし魚の保存状態が悪いと、ヒスタミンは増加し、下痢・吐き気・腹痛・頭痛・めまいなどの症状を引き起こすので、例え白身魚であっても注意してください。加熱調理したものでも同様です。

 

 

寄生虫による食中毒

魚の表面や内臓に潜んでいる寄生虫が食中毒を起こすことも多いです。

 

被害が多いアニサキスの場合、人の体内に侵入すると胃や腸まで侵入し、酷い激痛を起こします。

 

ただしアニサキスは加熱に弱いので、カレイの煮付け、唐揚げ、などしっかり火を通しておけば被害は予防できます。

 

食中毒ではない場合

下痢や吐き気の原因は、食中毒ではなくアレルギーの可能性もあります。

 

魚の筋肉に含まれているタンパク質のパルブアルブミンや魚のコラーゲンがアレルゲンとなることが多いのです。