サワガニの生態
日本には全国にカニが生息しており、海の中や川など、種類も様々です。
そんなカニの中で、川で見かける最もメジャーなカニといえばサワガニでしょう。
そこで今回は、そんなメジャーなカニであるサワガニの生態についてご紹介させていただきます。
サワガニとは
サワガニは一生を淡水で過ごす純淡水性のカニで、日本の固有種でもあります。
そのため、日本にしか生息していません。また、一生を淡水だけで過ごすカニは、日本ではサワガニだけとされています。
水のきれいな渓流や小川に生息しているため、水質階級の指標生物にもなっています。
サワガニの生息場所
サワガニの生息場所は、日本各地の、渓流や沢、田んぼの用水路、芝生、林道、水溜まり、樹上、草むら、苔、水中など多岐にわたります。
またサワガニは陸地で観察される機会も多いです。
サワガニはの行動
サワガニは夜行性のため、日中は石の下などで過ごします。ですが、雨や曇りの日には日中でも行動するとされています。
サワガニは、春から秋にかけて活動し、冬は川の近くの土の中や岩かげなどで冬眠して過ごします。寿命は10年と言われており、意外に長生きです。
いかがでしたでしょうか。サワガニは日本固有のカニなのです。
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