なぜ?牡蠣からノロウイルスにかかる理由
牡蠣が大好きだけれども、ノロウイルスについて不安だ。近年、大変話題となっているのが、生牡蠣を食べたらノロウイルスにかかってしまい、非常に辛い思いをした、という話です。
牡蠣=ノロウイルスという、不名誉な印象があるため、牡蠣は大好きだけれども食べるの避けてしまっている方も少なくはないようです。今回ここでは、なぜ牡蠣からノロウイルスが移ってしまうのか、ということについて考えていきましょう。
海水を吸い込んでしまうから
牡蠣は、基本的に海を生息地としており、その成長過程や生態において海水を多く含むことで知られています。
もちろん、アサリンなども同様であり、二枚貝は海水を多く含む海産物として有名です。
そんな牡蠣なのですが、海水に存在しているノロウイルスをも、大量に含んでしまうことがあるといわれています。
生食用が多いから
しかし、アサリなどもノロウイルスを持っていることがありますが、あまりアサリからの感染を耳にしません。その理由は、生食するかしないか、というところに差があるようです。
ノロウイルスは、90℃以上で加熱することで死滅することがわかっています。しかし、牡蠣は生食されることが多いため、ノロウイルスが残っているまま食してしまい、そこから感染すると考えられているのです。
さらに、ノロウイルスは人体内で増殖可能なため、それらに感染している飲食店事業者が調理した牡蠣から感染する、ということもありえるようです。ノロウイルスが不安な方は、できるだけ加熱したものを召し上がることをおすすめします。
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