ホタテのエラやヒモは食べられるの?
帆立貝は貝柱のみ販売されている場合と、貝殻がついた丸ごとの状態で販売されている場合があります。
貝殻付きの場合、貝柱は当然食べられますが、その周囲にあるエラやヒモは食べられるでしょうのか。
そこで今回は、ホタテのエラやヒモが食べられるのかどうかについて、解説してみました。
ホタテのエラは食べられるのか
ホタテのエラと聞いて、エラがあったのか、とびっくりする人もいるのではないかと思います。普通、貝をさばくのにエラという言葉はあまり聞きません。
しかし、ホタテにはちゃんとエラがあります。
ホタテのエラは貝柱の周囲にあるオレンジ色の帯状の部位となります。
では、このエラは食べられるのでしょうか。
実は、ホタテのエラについては、水産業者やプロの料理人でも、食べられるとする人と外して捨てるという人に意見が分かれています。
しかし、エラは生では食べない方がよいが、加熱すると美味しく食べられる、という意見を持つ人の割合が多くなっています。
実際、貝殻付きのホタテ貝のバーベキューで、焼く時にエラを外してる光景は、たいていの場合、見たことがないと思います。
エラは風味も美味しいものなので、加熱さえすれば、積極的にどんどん食べても良い部位、といえるでしょう。
ホタテのヒモは食べられるのか
ホタテのヒモに関しては、食べられることを知っている人が多いのではないかと思います。
珍味などでよく、ホタテのヒモを乾燥させて味付けしたものがお酒のつまみとしてスーパーマーケットなどで販売されています。
ちなみにヒモとは、ホタテの身の一番外側をぐるっと取り囲んでいる細長い環状の部分になります。
また、ホタテのヒモはお刺身で生でも食べることができる点が、エラとは異なっています。
このように、ホタテのエラとヒモはどちらも食べることができます。
知らないとホタテ貝を丸ごと手に入れた時に戸惑ってしまいますが、これからは安心してエラもヒモも食べるようにしましょう!
|
|