ドジョウの卵とじ「柳川鍋」とは:特徴や歴史、作り方
柳川鍋(やながわなべ)は文化元年から日本に伝わる郷土料理です。
どぜう鍋の一種ですが、ドジョウを笹がきゴボウと共に卵とじにしているという点で、一般的などぜう鍋とは区別されることも多いです。
以下柳川鍋の特徴になります。
- ドジョウは丸ごと入れる場合と、開いて骨を取ったドジョウを入れる場合があります。
- だし汁ベースに、醤油、砂糖などの調味料を加えたものが味付けとなっています。
- ゴボウと一緒に、ネギやニラ、ミツバなどを入れる場合もあります。これらは具材としてのみならず、臭み消しとしても機能します。
- 柳川鍋を白米に乗せた柳川丼という食べ方もあります。
この柳川鍋は昔から滋養に良い料理として、庶民に親しまれていました。貴重なタンパク源となるだけでなく、健康も保つ為に必要な野菜も豊富に摂れる素晴らしい健康料理といえます。
柳川鍋の作り方
- 浅い土鍋に笹がきごぼうを敷く。
- ゴボウの上にどじょうを適当に並べる。
- だし汁と調味料を加えて煮る。
- 煮立ったところでとき卵を掛けて卵とじにする。
起源や名前の由来
ウィキペディアによると柳川鍋の起源としては
日本橋箔屋町・柳川屋であるとする説 浅草千束村の小料理屋であるとする説 本所の鰻屋であるとする説
など諸説あるようです。
また柳川という名前についても
創始した店の屋号が「柳川」であったことに由来するとの説 使われた鍋が福岡の柳川焼であったからとする説 鍋にドジョウを並べた姿が柳の葉に似ているからという説 柳川で作られたからという説
など諸説あるようです。
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