アジの刺身による食中毒の原因・/症状/対策

アジの刺身による食中毒の原因・/症状/対策

アジの刺身による食中毒の原因には、「腸炎ビブリオ」や「黄色ブドウ球菌」のような細菌性食中毒かアニサキスのような寄生虫による食中毒か、大きく二つに分かれます。

 

 

細菌性食中毒の原因

アジをさばく際に使う手や包丁、まな板などの洗浄が不十分な場合、感染してしまうケースが多いです。細菌性食中毒の場合は3時間から12時間ほどで症状が出始め、下痢、嘔吐、発熱、湿疹、腹痛などの症状が出ます。潜伏期間が長いのも特徴です。

 

寄生虫性食中毒の原因

加熱調理用のアジを、加熱しない、もしくは加熱不十分で食べてしまうことが主な原因です。また希に刺身に潜んでいる場合もあるので注意が必要です。

 

症状は細菌性とほぼ同じですが、食後8時間以内に症状があらわれるなど、発症までの時間は早めです。アニサキスの場合は胃カメラで取り除くかアニサキスが死んで便として排出されるのを待つしかありません。

 

食中毒の対策

アジをさばくときには必ず手を洗い、まな板や包丁に関してもよく洗浄したものを使うこと。魚をさばいた道具を洗わないまま他の食材に使わないこと。

 

加熱調理用のアジは十分に中まで火を通し、生焼けのまま食べないこと。こういったことを心がけていれば、リスクを最小限に抑えられると思います。

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