あなご飯ってどんな料理?
あなご飯が注目される前は、漁師の間で親しまれていた料理でした。あなご飯自体は白米と煮付けたあなごで完成する簡単な料理のために、釣りたての海の上でも容易に作ることができました。地元の漁師の間でも、今日と同じ作り方であなご飯を作っていました。
あなご飯の作り方は?
- 釣れたアナゴを背開きにして内臓や中骨を取り除いてから、血抜きします。
- あなごをくし刺しにしてアナゴの白焼きを作ります。
- 醤油やみりん、日本酒、ザラメなどを混ぜたタレを温めて、そこにアナゴの白焼きを浸してから皮目側から焼いて焼き目を付けます。
- 再度、タレに漬けてから同じように焼いていきます。この工程を数回繰り返せば、あなご飯の具が完成です。
- あとは炊いておいた白米の上に煮あなごを乗せればほぼ完成です。
アナゴを煮漬けたタレが大切
あなご飯は、白米に煮付けたあなごを乗せたら完成ではありません。ここで最後に一工夫が大切です。
あなごをに漬けたタレを煮詰めて、ある程度とろみをつけます。そのタレを、盛り付けた煮あなごの上からかけていきます。
このタレはあなご飯全体の旨みをぐっと引き立ててくれます。ぜひご自宅であなご飯を作るときにはチャレンジしてみてください。
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