食用タコの種類や種類による味や食感の違いとは
タコは昔から日本人にはよく食べられている馴染み深い食材です。ですが、一口にタコといっても色々な種類があるのをご存知でしょうか。今回は、食用のタコの種類や味の違いについて、ご紹介いたします。
マダコ
食用タコの中でも中心となるタコで、世界中に生息しています。日本でもよく漁獲されており、明石のタコはブランドとしても有名です。適度な歯ごたえとうま味で、タコの中では最も美味しいとされています。日本での漁獲量は減少しており、アフリカ等から輸入されています。
ミズダコ
タコの中でも最も大型の部類で、東北や北海道など、比較的寒い地域で良く取れます。味については、マダコに比べるとだいぶ落ちるとされており、酢だこなどの加工品として利用されることも多いです。ただし、生で食べられることも多く、その独特の食感が好まれることもあります。
イイダコ
マダコの仲間で、北海道をはじめとする本州や九州など、各地に生息しています。体長10~30㎝ほどの小さなタコで、煮物や酢の物として、丸のまま食べられることもあります。イイダコの名前は、米粒のような卵を持っていることから「飯ダコ」と言われるようになったとされています。
タコにも色々な種類があり、料理方法も違うので、ぜひ色々と試してみて下さい。
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