シジミと食中毒:症状・原因・対処法
シジミは食中毒の危険性がある食品です。しかも食中毒の原因にはノロウイルスや貝毒と複数あるため、注意が必要です。
この記事ではシジミの食中毒について症状・原因・対処法を解説します。
シジミのノロウイルスによる食中毒
ノロウイルスを持っているシジミを食べてしまった場合、食中毒が生じます。
ノロウイルスの症状には吐き気や下痢、腹痛といった症状があります。シジミを食べたあとこのような症状が出た場合ノロウイルスの可能性が考えられます。
ノロウイルスは熱に弱いため、しっかり加熱調理を施しておくと予防することができます。
シジミの貝毒による食中毒
シジミの貝毒はシジミに含まれているプランクトンの毒素によって生じます。
ノロウイルスとの違いは熱に強いことです。そのため貝毒を持っているシジミは加熱調理を施しても、食中毒を防ぐことができません。
しかし食品として販売されているシジミは、事前に貝毒の安全性が確認されていますので、市販のものは安心して食べることができます。
貝毒の症状には麻痺や蕁麻疹、下痢などがあります。ノロウイルスと症状が似ているため、症状だけで判断するのは難しいです。
そのため治療も医院で医師に指示に従った治療法を受ける必要があります。
シジミの食中毒について症状・原因・対処法を解説しました。いかがでしたでしょうか。シジミの食中毒にはノロウイルスと貝毒が考えられます。どちらも医師の指示に従い治療する必要があるため、医院での治療を受けるのが最適です。
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