サザエが泳ぐ!?その仕組みとは
サザエというと、硬い殻に包まれ岩礁部でじっとしている、というイメージを持つ方が多いと思います。
事実、サザエがいるところは、岩と同化しているようにへばりついている姿が想像されます。
しかし、実はサザエは泳ぐといわれており、想像しているよりも非常にアクティブである、ということがわかっています。
今回、サザエが泳ぐ、その仕組みについてを紹介していきましょう。
泳ぐというより移動する
サザエが泳ぐ、という明確な情報は実は未のところはまだ少なく、水産関係者のなかでもさまざまな意見を持つ方がいます。
例えば、ホタテなどに代表される二枚貝の場合は、水管部分から水を噴射させることができるため、泳ぐように移動することができます。
サザエは移動するため、それが泳ぐ姿に見えている、という可能性はあります。
また、漂っている、という見方もできますが、移動していることには変わりありません。
角を出して移動する
サザエが移動する場合、殻があるので不可能だと思われています。
しかし、蓋を押し上げ、身と角を出してカタツムリのように移動する、ということでよく知られています。
サザエの幼生期には、自らが定着する場所を探すために、波の力を利用して移動します。これが、泳いでいると主割る要因でしょう。
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