サンマの大きさ/重量はどれくらい?
サンマは成魚で30cmほどが平均的な大きさです。
ただその年の海水温や様々な環境要因が影響するので、平均的な大きさは毎年変動します。
サンマは短命なので成長も早いです。サンマは孵化時の全長は7mm前後で、3~4日で卵黄を吸収し、10日で10mm後まで成長。約8カ月で体長28cmを超えてきます。
漁獲されるサンマの多くは生後1年ちょっと、2年未満の個体ですね。
サンマの大きさと重量
サンマのサイズは市場に水揚げされる段階で(大)と(中)サイズに選別されます。それぞれの重さの目安は以下の通り。
- 中(約26~30cm)…約150g
- 大(約30~34cm)…約200g
私たちが口にするのは(中)が多いはずです。
(大)は市場での卸値も高く、一般のスーパーなどで売られている大衆向けの値段に設定しにくい為です。
(大)のサンマはホテルや高級料理店などが買い付け、高価格料理に使用されるケースが多いですね。
価格の決め方
サンマはその年の水揚げ量に応じて価格が変動します。大漁の年は安く流通しますし、不漁の年は値段が高くなります。
ここ数年は100g当たり60円~140円で推移しており、
- 中(約150g)…90円~210円
- 大(約200g)…120円~280円
が比較的近年の推移です。
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