鮭の健康・安全性
鮭(サケ)に含まれる栄養成分や効能のほか、アレルギー・寄生虫・腐敗による食中毒など健康被害対策など、サケと健康に関する情報をまとめています。
鮭(サケ)に含まれる栄養成分や効能のほか、アレルギー・寄生虫・腐敗による食中毒など健康被害対策など、サケと健康に関する情報をまとめています。
鮭には、身体の健康に良い栄養成分が豊富に含まれています。そこで今回は、鮭に含まれる栄養成分とその効果についてご紹介します。DHA・EPA:血液サラサラ効果!鮭の脂には、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸が含まれています。このDHA・EPAにはコレステロールを抑制し、血液をサラサラにする作用があります。そのため、高血圧や動脈硬化の予防、またDHAには記憶力...
日本人にとても馴染みの深い鮭。使い勝手が良く、和食洋食を問わずレシピが豊富な魚ですが、単に美味しいだけでなく、美容効果も期待できることをご存知でしたか?ここでは、鮭に含まれる様々な有効成分とその美容効果をご紹介したいと思います。美容成分1.アスタキサンチンアスタキサンチンは、カロテノイドと呼ばれる、自然界に広く存在する天然の色素の一種で赤や橙色をしており、鮭の身のサーモンピンク色の元となっています...
鮭には、血糖値を下げたり、血糖値の上昇に伴ってドロドロになった血液の状態を改善するなどの効果が期待できる成分が含まれています。ここで、そのいくつかをご紹介します。アスタキサンチンアスタキサンチンは、カロテノイドと呼ばれる色素の一種で、赤や橙色をしています。鮭の身がサーモンピンク色をしているのは、この色素の影響を受けているためです。このアスタキサンチンには、血糖値を下げ、糖尿病を予防・改善する効果が...
タンパク質は、血液、内臓、筋肉や骨など私たちの体のあらゆる組織を作り、生命を維持するために欠かすことができない大切な物質です。このタンパク質は、鮭にはどれくらい含まれているのでしょうか。タンパク質の含有量文部科学省が公表している『日本食品標準成分表2015年版(七訂)』の日本食品標準成分表(魚介類)によると、鮭の切り身1切れ(可食部100g)あたりに含まれるタンパク質の量は、次のようになっています...
古くから日本人に食されてきた鮭。ただ美味しいだけでなく、体に良いビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDには、主に以下の3つの効果があるといわれています。効果1.骨を強くするビタミンDは体内に入り腸に達すると、骨の材料となるカルシウムの吸収を助ける働きをします。その為ビタミンDを摂取することで骨が強く丈夫になり、骨粗鬆症や骨軟化症といった病気を予防に良いとされています。効果2.免疫力を高めるビ...
鮭にはアスタキサンチンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。アスタキサンチンは、カロテノイドと呼ばれる、自然界に広く存在する天然の色素の一種で、赤や橙色をしています。実は鮭は白身魚に分類されるのですが、アスタキサンチンを筋肉中に溜め込んでいる為、あのような”サーモンピンク”の色合いになっているのです。アスタキサンチンは鮭の他、エビやカニなど様々な水棲動物にも含まれています。アスタキサンチンの効果こ...
鮭の皮は食べても美味しくないものとして捨ててしまう人も多いと思います。勿論無理して食べよとは言えませんが、健康や美容を意識するのなら、捨ててしまうのはとっても勿体無い食材です。皮にはコラーゲンが豊富!コラーゲンというのは肌の保湿を助ける効果を持ちます。そして鮭の皮には、身よりもコラーゲンが集中的に含まれているので、美容を意識するのなら、是非捨てずに食べてほしい部分なのです。フィッシュコラーゲンがす...
鮭の寄生虫被害の原因になりやすいのは、アニサキスとサナダムシなどです。鮭にサナダムシが寄生していることは稀なので、最も注意すべきはアニサキスですね鮭の寄生虫対策アニサキスの体は細く透明なので、目をこらせば目視確認できますが、気がつかないことが多いです。なので直接取り除くのではなく、以下の方法で死滅させてしまうようにしてください。加熱で常温では強い生命力を持つアニサキスですが、60度で1分加熱すれば...
鮭は人によってはアレルギー反応を引き起こす食品であり、酷い場合重篤なアレルギー反応を発症して命に関わることもあります。ここでは鮭アレルギーの症状・原因・対処法についてお話していきます。鮭アレルギーの症状鮭アレルギーの主な症状は、吐き気、発疹、目の充血、全身や一部の赤みや腫れなどです。また、過去に鮭アレルギーを起こしていて再度発症した場合には、アナフィラキシーショックを起こし、激しい咳や気管閉塞によ...
赤ちゃんがペースト状の離乳食をスムーズに食べられるようになったら、美味しくて発育にも良い「鮭」を与えてみてはいかがでしょうか。鮭は離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)から鮭はペースト状の離乳食初期を過ぎて、モグモグし始める大体生後7~8ヶ月頃(離乳食中期)からあげても大丈夫でしょう。ただ、鮭は白身魚の中でも比較的脂質が多い方なので、最初の方はもう少しサッパリとした白身魚から始めた方がいいかもしれません。...
鮭の色合いがなんだかいつもと違う…食べても大丈夫なの?と不安になっている方へ。この変色についてはいくつかの原因が考えられます。冷凍焼け冷凍焼けとは、長い間冷蔵庫の冷凍室で保存したときに、乾燥や油脂の酸化によって、風味や食感が悪くなったり、黄や白っぽく変色したりする現象のことを言います。冷凍焼けした鮭を食べても健康には影響ありませんが、鮭本来の美味しさは大幅に損なわれています。内出血何らかの理由で鮭...
猫・犬に鮭の切り身などを与えても大丈夫なのでしょうか。特に猫は魚好きというイメージがあるので鮭も気に入るのではと勝手に思ってしまいますが…。不飽和脂肪酸の過剰摂取による悪影響の可能性鮭の話ではなく青魚の話になりますが、猫・犬は、青魚ばかり食べているとビタミンE不足になり、その結果、脂肪が黄色く変色し炎症を起こす黄色脂肪症という病気にかかることがあると言われています。この病気は、青魚に含まれる不飽和...
赤ちゃんの腎臓は成長途上で未発達のため、負担が大きい塩はなるべく使わないようにした方が良いと言われています。厚生労働省が市販のベビーフードについて作成した『ベビーフード指針』では、ナトリウム含量は、200mg/100g以下であることと定められています(離乳完了期を対象発育時期とするものは別の定めあり)。また、日本ベビーフード協議会(=日本でベビーフードを製造・販売している企業が集まって運営している...
買っていた鮭の切り身をすっかり忘れていて、消費期限切れとなってしまった場合。消費期限は多少余裕をもって設けられた期限なので、しっかりと冷蔵・冷凍保存していた場合、1日過ぎた程度であれば問題なく食べられる可能性は高いのですが、2~3日以上過ぎている場合は気をつける必要があります。確認すべきことまず確認してほしいのは、色・ニオイです。明らかに変色していたり、ニオイがきつくなっていたり、表面がぬめってい...