カレイの養殖はされてるの?
カレイはさまざまな種類がおり、市場に出回っていますが、養殖もののカレイというのはいるのでしょうか。
カレイの養殖はされていない
日本近海で獲れるカレイは40種類以上ありますが、基本的に魚屋さんやスーパーで販売されているものは全て天然ものです。
カレイは大きくなるまでに年数がかかるため、養殖が難しいのです。
そもそも日本各地でたくさん獲れるため、養殖の必要がそこまで高くないというのもあるでしょう。
絶滅危惧種の個体数を増やす為
ただし北海道のマツカワカレイは一時期絶滅の危機に陥ったことから、稚魚を養殖し放流するというような取り組みは行われています。
マツカワカレイのほかに、マコガレイやホシガレイなどの養殖技術の研究が進んでいます。
現在は国産のカレイは天然ものが基本ですが、養殖の技術が進歩すれば、もっとお手頃な値段で美味しいカレイを買えるようになるかもしれません。
養殖が盛んなのはヒラメ
カレイの仲間(カレイ目)の中で、盛んに養殖が行われているのはヒラメで、流通しているほとんどが養殖ものです。
ヒラメの養殖は1980年頃から始まり、今では内陸の山あいの地域でも養殖できるまでに技術が進んでいます。
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