カレイの種類と味の違い
日本の近海で獲れるカレイは実に40種類以上あり、それぞれ味や食感が全く違います。
ここではスーパーなどでよく見かける種類を中心に、それぞれどんな味の特徴があるのかをご紹介します。
カラスカレイ
身が肉厚で脂がのっていて、とろけるような甘みがあります。皮はしっかりしていますが、煮つけにすると身が崩れやすいのが特徴です。
アサバガレイ
脂が少なく身は非常にタンパクな味です。卵がかなり大きいのが特徴で、産卵期前の12月ごろが最も美味しくなります。
イシガレイ
刺身や寿司のネタに適した種類で、カレイとしては強めの弾力と歯ごたえが特徴です。噛み締めると、ほのかな甘みと旨みが口いっぱいに広がります。
アカガレイ
身がふっくらしていて、皮にゼラチン質があります。臭みやクセがほとんどなく、刺身にすると上品な味わいを楽しむことができます。
ババガレイ
最高級品種で、煮つけにすると脂が乗っていて卵も美味です。東北ではナメタガレイと呼ばれ、年末年始のごちそうとされています。
同じカレイでも種類で味の特徴が異なります。種類によって旬の時期も異なりますので、季節ごとに違った味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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