牡蠣に砂抜きは必要?
アサリやしじみ、その他の貝類を生のままで購入してきた場合、砂抜きをする必要がある場合があります。
近頃では、砂抜きをすでに行ったものが市販されていることが多いですが、市場など現地で購入した新鮮なものは砂抜きはされていないことがあります。
さて、牡蠣も貝類のひとつですが、砂抜きは必要なのでしょうか。今回、牡蠣に砂抜きが必要なのかについて、考えていきたいと思います。
基本的には砂抜き不要
牡蠣の場合、基本的には砂抜きは不要と言われています。むしろ、浸透圧の関係で真水に長時間浸しておくと、どんどん牡蠣の細胞内に水分が入り込んでしまい、味が落ちてしまいますので注意です。
海水が中に入っているので、まったく洗わないというのは問題ですが、安全な海で育った牡蠣以外は市販されないため、さほど神経質になる必要はありません。
汚れを落とすのが下処理
牡蠣の下処理のポイントは、砂抜きよりも汚れを落とす、というところにあるでしょう。加熱用牡蠣、生牡蠣共に汚れが多くついていることがあります。
そのため、大根おろし、または片栗粉や小麦粉をまぶしてしっかりと先に汚れを落とす、という下処理をした方が美味しく食べることができます。
砂抜き、というよりはこういった汚れを落とす目的で塩水を使ったり、大根おろし、小麦粉で下処理を行っていきましょう。
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