牡蠣の生態・生息域
冬は鍋、夏は大きな岩牡蠣を贅沢に生でいただく、など食の喜びを広げてくれる魚介類のひとつが、牡蠣です。
そんな牡蠣なのですが、生態や生息地について考えたことがある方はあまり多くはないでしょう。
今回、ここでは牡蠣の生態や生息地についてを紹介しようと思います。ぜひ、参考にしてみてください。
雄雌同体がいるユニークな生態
牡蠣は、海水をたっぷりと含み、その中のプランクトンなどを餌にして成長する二枚貝の仲間です。
冬に旬を迎える真ガキは、ほとんどが養殖されていますが、天然に近い方法で育てられているので品質は確かです。
さて、そんな牡蠣の生態で注目すべきは雄と雌がいながらも、雄雌が同体、または入れ替わることがあるというところです。
生殖時期が過ぎた後には、なんと中性となってそこから雄や雌となるようです。なかなか、ユニークな生態をした生き物なのです。
牡蠣の生息地は?
牡蠣は、日本全国に分布して棲息しています。真ガキは冬の味覚としても大変人気ですが、広島、北海道、宮城、熊本とこれらが代表的な真ガキとして分類されているようです。
ただし、夏に旬を迎える岩牡蠣に関しては、広島県産などが有名であり、あまり養殖はされておらず天然ものが多い傾向にあります。ぜひ、産地で牡蠣の味わいを食べ比べてみるのも面白いでしょう。
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