牡蠣の構造について:部位ごとの名称は?
殻付きの牡蠣をそのままレモン汁を搾っていただく。牡蠣好きの方にとってみれば、これ以上の贅沢はありません。
さて、そんな牡蠣なのですがまじまじと見つめてみる、という経験をした方は少ないかもしれません。
そもそも、牡蠣という貝はどのような構造でできているのでしょうか。今回、ここでは牡蠣の構造、そして部位の名称についてを考えていきましょう。
牡蠣は殻の形が変わる
牡蠣は、二枚の貝殻に包まれている二枚貝です。
ですが、棲息する海域や環境によって、長細くなったり、丸くなったりと、殻自体の形を変化させています。
貝柱、靱帯によって二つの貝殻を支えているのですが、牡蠣の貝柱はひとつしか無いので、アサリなどとは構造はやや違うようです。
さまざまな部位がある
牡蠣の殻を開けてみると、貝柱とぷっくりと膨れた身くらいしか見ることができません。しかし、中心にはしっかりと心臓と直腸が存在しているのです。
また、外套膜と呼ばれているのが、あの脇のびらびらです。
内側に入っていくと、エラがあり唇弁が存在しています。また、牡蠣にはしっかりと肛門もあります。
なかなか、普段知ることのできない牡蠣の構造ですが、しっかりと生き物としての機能は持っているようです。
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