アジの稚魚の生きる知恵
東シナ海一体では毎年多くのアジが誕生しています。この辺りで生まれたアジの稚魚は、海流に乗って太平洋や日本海を北上していきます。
アジの稚魚の食性
稚魚のうちは、プランクトンなどを食べていますが、大きくなるにつれてイワシやその他の稚魚などを食べるようになっていきます。
アジの稚魚の習性
アジの稚魚は他の魚の稚魚と同じく無力で、他のほとんどの生物の捕食対象になっています。
その為藻やクラゲの陰に潜みながら移動することで身を隠しながら育ちます。
体長5cm程度の豆アジクラスになってくると、隠れるのをやめて群れになって行動するようになります。
成魚になって子孫を残すまで賢く生き延びる知恵があるからこそ、毎年たくさんのアジを漁獲できるのです。
アジの稚魚も食用になる
ちなみにアジの稚魚は「豆アジ」として、スーパーで売られています。
小さいので、揚げる、焼くなどの加熱処理をすれば、内臓の処理などしないで丸ごと食べられるので、アジの栄養を余すことなく摂取できます。
豆あじのマリネ、豆アジの唐揚げ、豆アジの南蛮漬けなど用途は幅広いですので、機会があれば是非買って食べてみてください。
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