鰺(アジ)の生態・雑学

鰺(アジ)の生態・雑学

アジの食性・習性・産卵・寿命といった生態に関する情報や、 アジに関するど面白雑学情報などをまとめています。

日本において鯵(アジ)は古来よりたくさん採れて美味しい魚ということで珍重されてきました。古文書などの文献にも鯵についての記述が色々と残っています。そこから鯵(アジ)という名前の語源や漢字の由来についてもわかりそうですね。アジという名の語源アジという呼び名の語源は実はとてもシンプルなもので、ただ単に味が美味しいということでアジという名前になったそうです。この説を最初に唱えたのは江戸時代の有名な学者、...

アジの習性や生態については昔から学者だけでなく、アジを追いかける漁師、そして最近ではアジを狙う釣り師なども一生懸命研究をしています。アジの習性や生態を知るのと知らないのでは、漁獲量や釣果もかなり違ったものとなるからです。そこで今回は、アジの習性や生態について簡単にまとめていきます。寿命アジの寿命についてはいろいろな説がありますが、概ね、5年から10年程度とされています。アジの寿命は耳石を調べること...

アジの産卵場所は東シナ海から太平洋、日本海とかなり広いエリアにわたっています。また、産卵時期に関しては南方の暖かい海域の方が早く、北方に行くにしたがって遅くなっていきます。海域ごとのアジの産卵期東シナ海南方…1月~2月九州や四国南部周辺…3月~5月瀬戸内海や関東地方…5月~7月日本海側…4月~7月アジというのはほとんど一年中、具体的には、1月からおよそ11月くらいまでの間、どこかのエリアで産卵が行...

東シナ海一体では毎年多くのアジが誕生しています。この辺りで生まれたアジの稚魚は、海流に乗って太平洋や日本海を北上していきます。アジの稚魚の食性稚魚のうちは、プランクトンなどを食べていますが、大きくなるにつれてイワシやその他の稚魚などを食べるようになっていきます。アジの稚魚の習性アジの稚魚は他の魚の稚魚と同じく無力で、他のほとんどの生物の捕食対象になっています。その為藻やクラゲの陰に潜みながら移動す...

アジは日本で漁獲量が多く、スーパーの魚売り場に行けば必ず見かける魚です。そういった魚売り場で見かけるマアジは20~30cm程度の大きさのものが多いですよね。ただ中には50cm台の大きなものが漁獲されることもあります。ただあまり大きな物は、どうしても値段が高く付いてしまうので、そのままの形で店頭に並ぶことは少ないようです。アジ類の最大種は?暖かい海に生息するロウニンアジやギンガメアジなどはマアジより...

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