潮干狩りのアサリは天然ものじゃないって本当?!
主に有料施設の潮干狩り場のアサリは天然ものではないという噂がネット上で飛び交っています。これは本当のことなのでしょうか。
また、天然ものでないのなら、養殖ものなのか、それともどこか別のところから運び込まれたものなのでしょうか。
今回はこれらの点について解説してみたいと思います。
ほとんどが海外産で養殖物も
潮干狩り場に生息しているアサリは実は噂の通り、ほとんどの場合、海外からの輸入物ないし養殖物となっています。
特に、安い価格で手に入れられる中国産などのアサリがよく使用されています。
なぜ天然ものではないアサリを潮干狩り場で撒くのかといえば、有料の施設の場合、お金を払ったのに全然アサリが採れないとなると、お客さんが来なくなってしまうからです。
また、有名な潮干狩り場では年間の来客数が膨大な数にのぼるため、それらの人が採るアサリは天然産だけでは到底まかなえない量にのぼります。
そのために海外産や養殖物が撒かれるという事情もあります。
潮干狩り場では、ほとんどのところで海外産ないしは養殖物のアサリが撒かれている、と考えられます。
といっても、天然物が全くいないわけではありません。
天然物のアサリを採りたい場合は、なるべくアサリが取り尽くされる前、シーズン初期の頃に行くのがよいでしょう。
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