サザエの刺身は食中毒リスクあり?症状や潜伏期間について
サザエを食べる時、つぼ焼きがお好きな方は少なくはありません。しかし、サザエはお刺身で食べることも可能であり、あのこりこりとした食感が大変人気です。
しかし、アワビは刺身で食べると食中毒のリスクが高まる、といわれています。一体、どういったことなのでしょうか。ここでは、サザエが引き起こす食中毒の症状、潜伏期間などについてを解説します。
主に下痢や腹痛
サザエに限らず、魚介類を生で食べるの時は注意が必要です。しっかりと洗い、新鮮な状態であることを確認してから、調理をすることを心掛けましょう。
サザエを刺身で食べた時、食中毒を引き起こす可能性がある細菌は、腸炎ビブリオやサルモネラ菌、カンピロバクターなどです。主な症状としては、下痢や腹痛ですが、呼吸困難に陥ることもあるため、事前に新鮮であるかを必ず確認しておきましょう。
潜伏期間はどのくらい?
では、サザエの刺身に細菌が付着していたとしたら、潜伏期間はどれほどでしょう。腸炎ビブリオが最も短く半日程度、サルモネラ菌が2日間程度、カンピロバクターが一週間以内といわれています。
ただ、早ければどれも数時間で下痢などの症状を引き起こすので注意が必要です。貝類は、特に細菌が増殖しやすい魚介類ですので、必ず品質をチェックしてからいただきましょう。
|
|