ドジョウと金魚の混泳飼育上の注意:食べられる?相性は?

ドジョウと金魚の混泳飼育上の注意:食べられる?相性は?

ドジョウは、金魚の糞や食べ残しを細かく分解し、フィルターにかかりやすくしてくれるので、掃除の補助として役立ちます。

 

ドジョウは低層、金魚は中~高層を泳ぐので、干渉し合って喧嘩になることも少ないです。

 

金魚とドジョウの混泳飼育をしている人はたくさんいます。

 

ただし金魚とドジョウを同じ生活圏内に住まわせる上で、いくつか注意しておかなければならないことがあるので、紹介しておきます。

 

 

相性を考える

金魚がドジョウをさかんにつっついて弱らせてしまうことがありますので、もしそうなったら別々に飼育したほうがいいでしょう。

 

ドジョウのストレス軽減の為に、潜って身を隠せる砂や、土管・水草などの隠れ家を用意することをおすすめします。

 

ドジョウの種類

混泳飼育されるドジョウはシマドジョウやマドジョウが多いです。シマドジョウは神経質なので、混泳飼育にはマドジョウのほうが向いているかもしれません。

 

金魚の種類

出目金や水泡眼のようなは、動きや視覚が鈍い種については、活発なドジョウの攻撃対象になる可能性もあります。出目金の目は取れやすく、水泡眼の袋は破れやすいので、混泳飼育前に考慮しておきましょう。

 

金魚はドジョウを食べるか

金魚は入るものなら何でも食べる動物ですので、ドジョウの大きさによってはないとは言い切れません。

 

あまりに体格差があるドジョウを入れるのは避けるべきでしょう。

 

飼育されている金魚の口に入らない程度の大きさのドジョウを選んでください。

 

野生のドジョウを入れる場合

また野生のドジョウを連れてきて金魚とともに飼育しようと思っている人もいるでしょう。

 

しかし野生のドジョウをそのまま金魚のいる水槽に入れてしまうと、ドジョウが自然から持ってきた病原菌や寄生虫に感染し、金魚が死んでしまう可能性もあります。

 

そのようなリスクを考慮して、金魚と混泳させる前に、ドジョウを別の水槽で1週間程度薬浴させるようにしましょう。

 

ドジョウは万能の掃除屋ではない

またドジョウが掃除屋として優秀といっても万能ではありません。

 

あくまで金魚の食べ残しや糞を細かくして排出し、フィルターにかかりやすくしているだけなので、水質はどの道汚れていきます。

 

ドジョウがいるからといって、定期的な水槽の掃除をさぼらないようにしましょう。

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