ドジョウがかかる病気の種類:ドジョウの元気がない・・・?
ドジョウは手がかからない買いやすい魚と言われています。しかしだからといっていい加減に飼育していると、病気にかかりすぐにご臨終しかねないので、最低限の予防知識は身につけておきましょう。
水かび病
ドジョウなど観賞魚がかかりやすい病気に、体の一部が白い綿のようなもので覆われる「水かび病」という病気があります。真菌類が体表に繁殖することにより発生する病気です。体表の綿が範囲を広げて、エラにまで及んでしまうと、呼吸ができず窒息してしまうリスクがあります。
治療/予防法
水質悪化が発生原因なので、発症したらまず水替えと掃除で水質を清潔に保ちましょう。そして薬浴もしくは塩水浴で回復を待ちましょう。定期的な水替え・掃除が最大の予防になります。
転覆病
転覆病とはお腹を水面に向けてひっくり返り、普通に泳げなくなってしまう病気です。こちらもドジョウに限らず金魚や熱帯魚など様々な観賞魚にみられる病気です。まともに泳げないので餌が取れなくなり、徐々に弱っていってしまいます。餌のやり過ぎが最大の原因と言われています。
治療/予防法
転覆病は治療が難しい病気とされていますが、絶食と塩水浴で回復するという報告も見られます。また水温を上げることで体内のガスが排出されますので、ヒーターを使って少しずつ水温を上げていきましょう。
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