鰌(ドジョウ)の飼育

鰌(ドジョウ)の飼育

ペットとして飼育したり、水槽の掃除魚として飼育することが多いドジョウ。このカテゴリではそんなドジョウの飼育に関するお役立ち情報をまとめています。

ドジョウはペットとして、あるいは水槽の掃除係として家に迎えたいという人の為に、ドジョウの飼育について事前に必要な情報をまとめています。砂利ドジョウの飼育方法で砂利はかかせません。ドジョウは普段泥や砂の中で身を潜めていますので、より自然に近づけることでストレスを緩和できます。楽に潜れるように粒子状の柔らかい砂利を選びましょう。また砂利は屋外で育てる場合には寒さ避けの意味合いもあります。※ただしホトケ...

ドジョウ本来のの生息環境(水田や河川、沼など)から、10度~28度程度が適温とされています。20度以上と気温が暖かい方が活動は活発になりますので、季節問わず鑑賞を楽しみたいのなら、ヒーターで温度を一定に保つことをおすすめします。ただしドジョウは夜行性なので、日中はどのみち元気に動き回る様子は観察しづらいかもしれません。10~15度と水温が低いと、昼も夜も動きが鈍くなります。水槽の置き場所に注意また...

ドジョウは野生では、ユスリカ・イトミミズ・ミジンコ・藻などを獲って食べています。つまり動植物なんでも食べる雑食性です。市販されている人工の餌に関しても、金魚の餌、メダカの餌、果てはザリガニの餌など何でも喜んで食べてくれます。ドジョウの飼育が容易といわれるのには、この好き嫌いのない食性のおかげでもあります。ただしドジョウは底層魚ですので、食べやすいように沈下性の餌を与えるようにしましょう。たまには違...

ドジョウは飼育がしやすい生き物で、稚魚に関しても最低限の知識があれば、育てて成魚にすることができます。ドジョウの稚魚には、市販されている「ブラインシュリンプ」という稚魚の初期試料を与えることをおすすめします。ブラインシュリンプとは何かブラインシュリンプは世界各地の塩水湖に生息する小型の甲殻類です。その卵が乾燥耐久卵として販売されており、孵化させて餌にすることができます。栄養価・消化の面で優れ、熱帯...

時間とともにこびりつくコケ、金魚など観賞魚の食べ残しによる汚れは、アクアリウムと切っても切り離せない関係。ドジョウは砂利にこびりついたコケや、底に沈んだ餌の食べ残しを食べてくれますので、掃除の補助役としておすすめできます。ドジョウも水質を汚す…ただ誤解があるのですが、ドジョウ自体に水質を浄化する能力があるわけではありません。あくまで糞や食べ残しを食べて、より細かい有機物として排出し、フィルターに吸...

「ドジョウとメダカを同じ水槽で泳がせるのは問題ないのでしょうか。」という疑問が少なくないようです。ドジョウにも色々いますが、ここでは金魚などと混泳されることが多い、シマドジョウ(底生で比較的おとなしめの種)を想定しお答えします。めだかは食べない?ドジョウは動植物なんでも食べる雑食性ですが、基本的にはめだかと混泳させても食べてしまうことはありません。また基本的に底層にいるドジョウと、中層から上層にい...

ドジョウが水槽から飛び出してしまい、気がついたら水槽の脇で干からびて死んでいた・・・なんてことは珍しくありません。原因や対策についてご紹介します。ドジョウが飛び出す原因ドジョウは水中の酸素が少なくなると、水面にでて口から腸呼吸を行います。その時に飛び出してしまうことが多いのですね。関連記事:ドジョウの呼吸法「腸呼吸」とは:まるでオナラ!またドジョウを外から連れてきて間もない場合は、急激に変化した水...

ドジョウは低層を生活圏にしていますので、中層~上層を主な生活圏にしている熱帯魚ならば、混泳させても大丈夫だと思います。もちろん淡水性の熱帯魚に限ります。食べてしまうことはない?グッピーのような小さな熱帯魚であっても、襲って食べるというのはよほどお腹が空いていなければないと思います。ただしグッピーの稚魚のように極めて小さな魚の場合は、食べられてしまうことがあるので、繁殖させたいのなら飼育は別々にして...

ドジョウは野生において泥や砂の中に潜って過ごすことが多いです。砂や泥というのはドジョウが生きていく上で、天敵から身を隠したり、越冬するのに寒さをしのいだりするのに役立つのです。砂が必要ない場合も逆にいえば、天敵がおらず、ヒーターなどで水温を一定に保てるような環境ならば、砂は必ずしも必須ではありません。しかしあったほうがドジョウにとって居心地の良い環境になり、ストレス緩和になるので入れることをおすす...

ドジョウは、金魚の糞や食べ残しを細かく分解し、フィルターにかかりやすくしてくれるので、掃除の補助として役立ちます。ドジョウは低層、金魚は中~高層を泳ぐので、干渉し合って喧嘩になることも少ないです。金魚とドジョウの混泳飼育をしている人はたくさんいます。ただし金魚とドジョウを同じ生活圏内に住まわせる上で、いくつか注意しておかなければならないことがあるので、紹介しておきます。相性を考える金魚がドジョウを...

水草は、水槽内の水質を改善や酸素量の安定に機能したり、あるいは魚の間食にもなります。入れて良いことはあっても悪いことはありません。アクアリウムとしても美しくなりますので、入れることはおすすめです。ドジョウと水草水草はドジョウのような小さな魚にとっては、丁度良い隠れ家にもなりますから、ストレス軽減策としても良いでしょう。ただドジョウは砂に潜る性質があるので、水草を砂に埋めた場合、砂ごと掘り返して引っ...

日本の水田や用水路ではシマドジョウやマドジョウがよく獲れます。捕まえるのに適切な時期は、暖かくなる春から夏の終わりまでです。冬になると水位が下がり、普段いる場所から移動したり、地中深く潜ってしまうので捕まえにくくなります。捕獲方法ドジョウを捕獲する方法としては主に、網で獲る方法と、仕掛けを作って獲る方法の2通りあります。虫網orタモ網で獲る最もシンプルなのは虫網を使った捕獲です。野生のドジョウは日...

ドジョウを捕まえたいけど、捕獲用の網がなかったり、網を泥だらけにするのに抵抗がある方には、ペットボトルで即興で作った仕掛けで捕まえることをおすすめします。仕掛けておくだけで簡単にドジョウが集まります。ペットボトル製ドジョウ捕獲器の作り方2本のペットボトルを用意して、1本のペットボトルの注ぎ口を真横にカットします。2本目のペットボトルは、底をカットして切り落とします。1本目のカットした注ぎ口部分を、...

ドジョウは手がかからない買いやすい魚と言われています。しかしだからといっていい加減に飼育していると、病気にかかりすぐにご臨終しかねないので、最低限の予防知識は身につけておきましょう。水かび病ドジョウなど観賞魚がかかりやすい病気に、体の一部が白い綿のようなもので覆われる「水かび病」という病気があります。真菌類が体表に繁殖することにより発生する病気です。体表の綿が範囲を広げて、エラにまで及んでしまうと...

ドジョウの為にと思ってせっかく砂を敷いたのに、全然潜ってくれない!という事もあります。砂に潜り込む性質があるドジョウが砂に潜らないのには、いくつかの原因が考えられます。砂が大きすぎる考えられる原因の一つに、砂が大きすぎるというものがあります。ドジョウの大きさに対して砂一粒一粒が大きすぎると、潜るとき痛いですし体に傷もつきます。本来ストレスから身を守る為に砂に潜るのに、体中あちこち痛いんじゃ落ち着け...

ドジョウの体が水面に浮いてしまっている…。これはドジョウに限らず金魚や熱帯魚など様々な観賞魚に見られる症状で、おそらくは「転覆病」でしょう。転覆病とは転覆病は、読んで字のごとく体が浮き上がる病気です。消化不良等が原因で体内にガスがたまって、まともに体勢がとれなくなり逆さに浮いてしまうのです。まともに泳げなくなるので、餌もとれなくなり段々と弱っていってしまいます。転覆病の治療法この病気は治療法が確立...

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