ホタテの構造:部位の名称について

ホタテの構造:部位の名称について

日本人が大好きな貝であるホタテ。ホタテは殻をむいて貝柱の状態だけで売られていることも多いため、殻の中がどうなっているか見たことが無い人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、ホタテの部位の名称についてご紹介いたします。

 

 

貝柱

ホタテの中でもメインとなる可食部です。一般に、「ホタテ」といえば、この部分を指します。

 

お刺身やお寿司など、生で食べたり、バターや網で焼いても美味しいです。また、干したものがおつまみとして売られていたりもします。

 

ヒモ

コリコリとした食感で人気なのがヒモです。ホタテの中でも大変甘みがある部位で、人いよては貝柱よりも美味しという人もいます。

 

生で刺身で食べたり、バター焼きにして食べたりと、貝柱同様色々な方法で楽しめます。

 

生殖巣

オスとメスで名称が違います。お酢の場合は白子、メスの場合は卵巣になります。

 

色もオスは白っぽくて、メスは赤っぽい色をしています。基本的には加熱して食べるのが良いとされています。

 

ウロ(中腸腺)、えら

ホタテの中の黒い部分で、ウロとは中腸腺のことです。

 

中腸腺には貝毒が含まれていたり、重金属が含まれていることもあるので、食べないほうが良いでしょう。

 

カニの味噌もこの中腸腺の部分になります。えらそのものは食べられませんがダシとして、利用することができます。

 

いかがでしたでしょうか。ホタテは貝柱以外にもたくさん食べられるところがあるので、色々と楽しんでみて下さい。

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