ホタテに寄生虫がいることは?
日本では大変身近な食材であるホタテ。養殖したものや冷凍ものも多く出回っているため、一年中手に入るのも嬉しいところです。
海産物と言えば寄生虫が気になりますが、ホタテはどうなのでしょうか。
そこで今回は、ホタテの寄生虫についてご紹介いたします。
ホタテには寄生虫がいる?
むき身で冷凍してある貝柱や、ボイルしてあるものには寄生虫はいませんが、殻付きのホタテを買う場合は、寄生虫がいる場合があります。
ホタテの貝の表面に、白いミミズのような生き物がいたら、それはゴカイの仲間である、カサネカンザシという生き物です。
基本的には貝殻の中には入り込まず、貝殻の表面に殻を作って生息しています。
食べても無害ですが、基本的に表面は奇麗にして出荷されるので、見かけることは稀でしょう。
その他の寄生虫
ホタテは、稀にですが貝の中に寄生虫がいる場合があります。
ホタテに寄生するのは、ホタテエラカザリという寄生虫で、その名の通りホタテのエラに寄生しています。
寄生しているのはすべてメスで、オスはメスの体内で生活しています。人間には寄生しないため、食品上は問題無いとされています。
いかがでしたでしょうか。ホタテは稀にですが寄生虫がいる場合がありますが、人体には影響しないため、安心してください。
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