サバの生態・雑学

サバの生態・雑学

鯖(サバ)の食性・習性・産卵・寿命といった生態に関する情報や、 サバに関するど面白雑学情報などをまとめています。

サバの語源には諸説あり、どれが正しいかは、はっきりとは分かっていません。有力とされるのは以下の2説です。◆形態的特徴由来まず1つ目の説は、サバの歯は他の魚に比べて非常に小さいことから、「小歯(さば)」や「狭歯(さば)」と言われていたとされる説です。「セバキ(狭)」が語源とも言われています。◆生態由来2つ目の説は、サバは大群で泳ぐ魚であるため、「多い」を意味する「サハ」に濁音がついて、サバになったと...

サバの生態に関する情報をまとめています。サバといっても様々な種類がいますが、日本ではサバといった場合、スズキ目サバ科に分類されるマサバを指すことが多いので、ここでは本種に関する情報をまとめています。マサバの体色青緑色をベースに黒い曲線模様が走っている背部、無地の銀白色の腹部が特徴的です。マサバの大きさ全長50センチ程度まで成長します。(漁獲されるのは40センチ前後のものが多いです。)マサバの産卵2...

サバの産卵に関して情報をまとめています。サバといっても代表的なものだけでもいくつか種類がありますが、日本で単にサバといった場合、マサバのことを指すので、当記事では本種に関して述べることとします。サバの産卵期サバは秋になると産卵場所に向かい南下しはじめ、春から初夏にかけて産卵を行います。サバの卵産卵期になると、直径1mmほどの卵を、数十万から100万もの数産みます。一回で全て生むわけでは無く、10数...

サバの寿命は約7~8年と言われています。春から夏にかけて湾岸部に産み落とされ、孵化後しばらくはそこに定着し、プランクトンなどを食べながら成長してます。生まれたばかりのサバは全長2.8mm程度の大きさですが、半年立たずに5~10cm程度の大きさになり、群れを作って外海へ出て行きます。生まれたばかりの仔魚(しぎょ)はお腹に卵黄を抱えていますが、4mm前後の大きさになるとほぼ吸収されてなくなります。外海...

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