イワシの臭みの取り方
ご飯のおかずにはもちろん、酒の肴としても有能な食材であるイワシ。
しかし、あえて欠点を述べるとしたら生臭さが発生しやすいという点です。
いわしのような青魚は鮮度が落ちやすく、少し悪くなるだけで臭いが発生します。
予防措置としての早めの下処理をしておくことが大切です。
臭み防止には下ごしらえが重要
イワシの生臭みの予防措置として重要なのは内臓を取る、頭を取るなどの下ごしらえです。
魚はエラや内臓から真っ先に腐っていくので、イワシを仕入れたらこれをまず取り除いてしまいます。
内臓はハサミでお腹を開いて手で取り除き、エラは頭ごと切り落として取り除きましょう。
臭味消しに有効な食材
お酒を使う
ワイン、日本酒などに漬けたら臭い消しに有効です。特に白ワインなどはアルコールに加え、クエン酸、ジメチルスルフィドなどが臭み消しに作用します。
レモン汁を使う
レモン汁には臭味消しに有効なクエン酸が豊富に含まれています。調理前に漬けてもいいですが、調理後に唐揚げやフライにかけても有効です。酸味がでて美味しくもなります。
ショウガや梅を使う
イワシを煮る場合、ショウガや梅を一緒に煮込めば臭み消しに有効です。これらは臭みを吸収し打ち消す効果があります。
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