妊娠中のアナゴ食について:ビタミンAの過剰摂取に注意
妊娠中の食事は、赤ちゃんの発育に影響を与えたり、母体が悪い影響を受けやすくなるので、少しデリケートになる必要があります。
アナゴに関しては、この魚に特に豊富に含まれるビタミンAに注意が必要です。
ビタミンAの過剰摂取は赤ちゃんに悪影響?
ビタミンAには目の健康維持や皮膚・粘膜の免疫力の向上・抗酸化作用などの効果があります。
これが不足すると、免疫力が低下してウイルスや細菌に感染しやすくなったりするので、健康維持にはむしろ必要といえる成分です。
しかしその一方で、「ビタミンAの過剰摂取は赤ちゃんの先天性異常のリスクが高める」という情報があり、食べ過ぎは禁物なようです。
1日の摂取量の適量は以下のデータを参照してください。
妊娠中のビタミンA摂取量の上限目安
◆18〜29歳の場合
- 妊娠初期~中期:650μgRE
- 妊娠後期:730μgRE
◆30〜49歳の場合
- 妊娠初期~中期:700μgRE
- 妊娠後期:780μgRE
アナゴには100gあたり890μgRAE※のビタミンAが含まれていますから、上記のデータと併せて食べる量を調整するようにしてください。
※ビタミンAの多い食品と、含有量一覧表 | 簡単!栄養andカロリー計算を参照
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