タコ食文化の歴史

タコ食文化の歴史

たこ焼きに、唐揚げなど、日本人には大変馴染み深いタコですが、一体いつから食べられてきたのかを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか。今回はそんな身近な食材である、タコの食文化の歴史についてご紹介いたします。

 

 

日本のタコ食文化

日本人とタコ食の歴史は大変古く、弥生時代の遺跡からは、タコ壺と思われる土器が出土しています。そのため、弥生時代には、すでにタコが食べられていたのではないかと考えられています。

 

日本以外のアジア及び東南アジア

韓国では日常的にタコが食べられており、生きたままぶつ切りにして食べる踊り食いが有名です。その他にも鍋の材料にすることもある非常に身近な食材です。

 

韓国以外の国では、水産物としてのタコは漁獲されていますが、自国では食べずに、ほとんどが日本向けの輸出となります。特に、中国やベトナムでは、近年輸出量を増やしています。

 

ヨーロッパ

南ヨーロッパや地中海沿岸地域である、スペイン、イタリア、ポルトガル、ギリシア、プロヴァンス地方などフランス南部の一部では、タコが昔から食べられています。

 

一方、北ヨーロッパ諸国では、一部の地域を除いて、、基本的には食用にはされてきませんでした。例えばドイツやスイス、フランスの大部分では、伝統料理にタコを見ることはまずありません。特に、イギリスでは、悪魔の魚(devilfish)などと呼ばれ、嫌厭されてきた歴史があるのです。

 

 

 

日本では昔から食べられているタコですが、世界的に見ると実は少数派なのです。

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