鯛(生)の正しい保存方法:鮮度を保とう

鯛(生)の正しい保存方法:鮮度を保とう

鯛を生のまま保存する場合の注意点についてです。鯛に限らず生魚というのは、腐りやすくやり方を間違えると病院送りです。下処理をすることで、できるだけ鮮度を高く保つようにしてください。

 

 

保存前の下処理

内臓を取り除く

魚は血や内臓、エラから傷みが進みます。保存する前に、血抜きし、内臓やえら、ウロコを取り除くようにしましょう。

 

水気を取る

生魚の水気は臭みの原因となります。保存前にクッキングペーパーでしっかりと水気を拭き取りましょう。また冷凍する場合、水の霜が魚の細胞を壊し、味を落とす原因となりますので、冷凍保存前でも同様です。また冷凍時に内臓をとったお腹の中にクッキングペーパーを詰めるのも効果的です。

 

調理しておく

保存前に加熱したり、下味をつけることで保存性が高まり、調理するとき楽になります。刺身や切り身である場合、昆布締めや味噌や醤油漬けにしておくことで保存性が高くなります。

 

密閉する

クッキングペーパーとラップに包み、ジッパー付き保存バッグに入れ、空気に触れないように密閉して保存します。空気に触れると酸化し雑菌が増えて腐りやすくなります。密閉することで乾燥や酸化、他の食材への臭い移りを防ぐことができます。

 

チルド室(パーシャル室)などの特定低温室に保存

チルド室(パーシャル室)などの機能が付いている冷蔵庫がある場合、通常の冷蔵より温度が低い設定のため、より長く保存できます。1週間ほどは保存できます。

 

冷凍する

冷凍保存することで3~4週間は保存できます。冷凍の場合はできれば「急速冷凍」がオススメです。冷凍に時間がかかり、ドリップが凍ることで魚の細胞を壊し、美味しさも損なわれてしまうのです。急速冷凍機能がなければ、金属用のトレイを下に敷き冷凍しやすくすることも有効です。

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