鯛の骨にコブ(膨らみ)が!これは何!?

鯛の骨にコブ(膨らみ)が!これは何!?

鯛の骨をよく見るとコブのような膨らみがある場合があります。この謎の膨らみは何なのか、鯛の骨にあるコブのような膨らみについて解説していきます。

 

 

鯛の骨のコブの正体

鯛の骨にあるコブのような膨らみは「鳴門骨(なるとほね)」と呼ばれる、脊椎骨の血管棘が肥厚したものです。

 

大抵骨の16~18椎体付近にできています。

 

瀬戸内海の明石や鳴門といった鯛名産地で漁獲された鯛によく見られるもので、骨に鳴門骨がある鯛は高級品とされています。

 

なぜ骨に膨らみが?

骨に膨らみがある鯛は、瀬戸内海など潮の流れが速い海域で多く漁獲されています。その為、この骨の膨らみは、「速い潮の流れによって尾の付け根付近の骨が鍛えられたためにできた」と考えられています。

 

安全性に問題はない?

決して環境汚染などにより奇形によるものでは無いので、安全性の心配は必要ありません。むしろ骨に膨らみがある鯛は、筋肉が発達しているため、身が締まっていて美味しいと言われています。

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